ドラマブログ

ドラマと映画が大好きな30代。面白さを共有したいので感想を交えて楽しく書いてます。

モンテ・クリスト伯 2話 あらすじとネタバレと感想。14年ぶりの再会も誰も暖のことに気付かない。

木曜ドラマ「モンテ・クリスト伯」がなかなか面白い。視聴率は5.1%と低めだけど、もっと高くてもいいくらいのレベルだと思う。ずっと低迷している木曜ドラマなので、突然上がることはないにせよ、もっと視聴率が高くても良いドラマだと思う。

ということで、ドラマ「モンテ・クリスト伯」の第2話について書いていこうと思う。

ドラマ「モンテ・クリスト伯」2話 あらすじとネタバレ

脱獄を試みる柴門暖

独房に収容されている柴門暖。生きる気力を失っていたところ、床からファリア新海(田中泯)が現れた。脱獄をしようとしたところ、間違えて暖の独房に来てしまったのだ。完全に生きる気力を失っていた暖だったが、ファリア新海の部屋に行くことに。

ファリア新海はなんと元大統領だった。20年前に捕まってしまい収監されているのだという。何をして収監されることになったのだろうか。

ベッドのパイプを加工して穴を掘る道具を作り時間をかけて穴を掘っていた。ファリア新海は暖が受け取っていた手紙に書いてあった投資会社社長・入間貞吉(伊武雅刀)のことを知っていた。

暖は入間貞吉とは面識はなかったものの、刑事の入間公平(高橋克也)は知っていた。ここで、二人が親子であることに気付いたのだった。そして、この二人に嵌められたのだと...。

暖はファリア新海と一緒に脱獄をしようと一緒に穴を掘り始める。長い年月をかけて...。二人は親子のような関係になっていき、暖はファリア新海のことを親父と呼んでいた。

しかし、ファリア新海が体調を崩し死が近いことを自覚。そして暖に「もし、俺が死んだら...」とこの先のことについて話をするのだっった。ファリア新海はフィリピンの銀行に隠し財産を預けているのだという。これを相続してくれと。そして、ファリア新海は息を引き取る。看守はファリア新海の遺体を袋の中に入れて海に放り投げようとしている。

床下に隠れている暖は涙を流している。遺体に入った袋が海に放り投げられる。海に沈んだ遺体袋。すると、袋が破れて中から暖が出てきたのだった。ファリア新海は自分が死んだら入れ替わってここから抜け出すように暖に話をしていたのだ。確かに、この方法なら穴を掘って脱獄するよりも確実な方法なのかもしれない。

14年の歳月が流れ...

暖は木造船に乗って何とか日本に戻ってくることに成功。そして、実家の前にやってくるものの、すでに家はなく更地になっていたのだ。暖は疲労からその場で倒れ込んでしまう。そこに偶然通りかかった守尾信一郎に助けられるのだった。

守尾信一郎はかつて働いていた守尾漁業の社長・守尾英一郎(木下ほうか)の息子だった。暖の母親・恵(風吹ジュン)は暖が捕まってしまってから孤立してしまい餓死に近い状態で亡くなったのだという。

社長の守尾英一郎は肝臓を患い入院をしていた。そのことを聞いた暖は英一郎に会いにいくものの、14年も前のことなにか、人相が変わり果てた暖の姿に気付いていないのか、暖だとは認識していない模様。暖は真実を話すことなく、その場を後にするのだった。

すみれは幸男と再婚していた

暖は15年前に結婚をした目黒すみれ(山本美月)を探し喫茶店・シンドバッドへ。店はカラオケスナックに変わってすみれはここにはいなかった。すみれは料理研究家になって暖の親友だった南条幸男(大倉忠義)と再婚をしたことを知る。役者を目指していた幸男は今ではすっかり有名人になっていた。

親友だった幸男にすみれを奪われてしまっていたのだ。

カラオケスナックにたまたま来ていた寺角から脅して話を聞くと、神楽(新井浩文)が暖の実家を売り払い、東京で不動産業を営んでいることを知る。そして、手紙を持っていることを通報したのは神楽と幸男だったことを知るのだった。

ファリア新海の財産を継ぐ

暖は船に隠れ乗りシンガポールに行く。

ファリア新海の隠し財産を預けている貸金庫がある銀行にやって来た。ホームレスのような風貌の暖はすぐに行員に引き止められてしまうが、暗証番号を入力すると中に案内され丁重に対応をされるのだった。

あんなにヤバい格好なのに暗証番号さえ通過されば丁重に対応されるのが凄い。そんなもんなのかな?

暖ということに気付かない神楽と幸男

守尾英一郎が亡くなり葬儀に神楽、幸男、すみれ、そして刑事の入間公平も来ていた。神楽はすみれに「どうだ?2回目の結婚も悪くないだろ?」と話しかけるが、すみれは鋭い眼差しを神楽に向けるのだった。信一郎は守尾漁業を潰してしまったことで1億円の負債を抱えているらしい。

入間公平は暖の事件がきっかけに大出世をして将来は警視総監候補らしい。神楽はなにかあった時は力を貸して欲しいと頭を下げている。信一郎が会社に戻ると暖に貸していた上着がクリーニングされて戻って来ていることに気付く。

そして、「ありがとうございます。このご恩は必ず返します。」という手紙とともに1億円の小切手が入っていたのだった。一気に金持ちになった暖。お世話になった社長の息子に対して恩を返すのだった。

港で神楽と幸男が話をしている。すると、そこに暖が現れた。スーツを来て小綺麗な格好をし、今はモンテ・クリスト真実海と名乗っていた。目の前にいる男が暖であることに全く気付いてい内容だった。

暖は「お会いできて嬉しかったです。お二人のこれからの人生が幸せなものにあるようお祈りします。」と言い、目の前にやって来た高級クルーズ船に乗り込んでその場を去っていくのだった。

その様子を遠目からすみれが見ている。

ドラマ「モンテ・クリスト伯」2話 感想

もしかしたら、すみれは暖だということに気付いていたのかもしれないね。まあ、普通は気付くよね。目の前に現れて話までしたのに、暖であることに気付かない神楽と幸男は鈍感すぎるのだ。

すみれはどうして幸男と結婚をすることになったのか。神楽のあの言い方だと、何か理由があったのかもしれない。仕方なく幸男と結婚をしたのかもしれない。第2話では暖とすみれは再会していないが、再会した時に二人はどんな反応をするのか。そして、すみれは暖の元に戻ることになるのか。

今後の展開が非常に気になるところだ。