ドラマブログ

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シグナル 3話 あらすじと感想!過去を変えて事件解決しても三枝の手柄にはならない切なさ。

シグナル長期未解決捜査班の第3話では2018年にいる三枝健太(坂口健太郎)は無線機を通して1997年にいる大山(北村一輝)と交信できていることを確信することになる。一つの過去を変えることにより未来を変えるということは、いい方向に行くとは限らない。その結果として、大山が失踪してしまうことになってしまうのだろうか。この辺りの謎はまだもう少し先になりそうだ。

それにしても、過去を変えたら現在も変わってしまうというのは、当たり前のことだがなかなか凄い設定だ。よくあるタイムトラベルものでは変わる前の世界はパラレルワールドとして続いていくというものが多いが、今作ではどのような扱いになるのだろうか。

ドラマ「シグナル 長期未解決捜査班 3話」あらすじとネタバレ

過去が変わり現在も変わった

2018年にいる三枝健太(坂口健太郎)が1997年にいる大山剛志(北村一輝)に連続女性殺人事件の情報を伝えたことで、5人目の犠牲者になるはずだった中島亮子を助け出すことに成功。

「遺体で発見」となっていた記録が「未遂」に変わったのだ。このことを認識することができるのは大山と交信をすることができる三枝だけのようで、周りの刑事らは5人目の被害者は助かったという認識に変わっていた。

誤認逮捕で謹慎処分

大山は中島亮子を襲った犯人を追って逮捕。事件解決。と思われたが、そうではなかった。2018年ではいまだに長期未解決事件のまま変化していなかった。実は、大山が逮捕した男は犯人ではなかった。誤認逮捕だったのだ。

23時23分。再び2018年と1997年が交信する。三枝は大山が逮捕した男は誤認逮捕で取り調べ中に死亡してしまう。さらに6人目の被害者が出ることを忠告したのだった。そして、三枝の言った通りに男は取り調べ中に死んでしまい、6人目の犠牲者も出てしまった。

大山は驚きを隠すことができない。そりゃそうだ。無線機から聞こえてきた声の通りに事が進んでいるのだから...。

大山は誤認逮捕をしてしまったことから謹慎処分を受ける。する事がない大山は公園にいく。すると行きつけのラーメン屋の店員・北野みどり(佐久間由衣)が現れる。誕生日なのだという。プレゼントが欲しいとねだりはじめ、仕方なく誕生日プレゼントを一緒に買いにくのだった。

路線バスの運転手が怪しい

長期未解決捜査班は被害にあった女性の共通点を探していた。すると、98番の路線バスに乗っていたという共通点があった事がわかったのだ。

1997年にいる大山もそのことに気付きはじめていた。犯人を追って捕まえた時にちょうどバスが発進していた直後だったのだ。つまり、本物の犯人はバスに乗って逃げて行った?

大山はバス会社に行ってそのバスを運転していた田中に話を聞く。しかし、そのような男は乗り込んでは来なかったと言われてしまう。

2018年の三枝らもバス会社に行っていて、当時運転していた田中に話を聞きに行っていた。しかし、田中は退職していて連絡を取る事ができないのだという。唯一、当時から働いている八代英子は連絡を取り合っているのだという。しかし、彼女は今朝、刑事が被害者女性の定期の記録を聞かれてから退職してしまったのだという。

何か怪しい。バスの運転手の田中もそうだけど八代英子も怪しい。何かを匿っているのか?

21年の時を経て新しい犠牲者が

三枝と美咲は八代のアパートに行く。すると、室内が荒らされていて当時の事件と同じように手足を縛られて倒れていたのだった。

犯人が21年の時を経て再び動き出したのだった。中本慎之介(渡部篤郎)の指示で未解決班は撤退することに。捜査が始まったことで犯人が再び動き出し犠牲者が出てしまった。当然の処置と言えるのかもしれないが、この中本という男も何かが怪しい。そもそも、大山が行方不明になった真相を知っているのではないか。黒い幕に消されたのではないか。そう思ってしまう。

北野みどりを救う事ができるのか?

三枝は23時23分になるのを待ち1997年の大山と交信をする。大山は謹慎を受けているのに勝手に捜査をした事で同僚に手錠をはめられて金庫に止められ身動きが取れない状況になっていた。無線機を触る事ができないまま三枝の声だけを聞いている状況だ。

ここで、7人目の犠牲者が出ることを知る。その犠牲者がなんと、北野みどりだったのだ。

動転する大山は、馬鹿力を使い金庫が固定されているビスを壁から剥がし手錠を外し、北野みどりの元に急ぐのだった。何者かに追われている北野みどり。大山は北野みどりを救い出し犯人を逮捕することをできるのか?

過去が変わっても三枝の手柄にはならない

個人的にいつも思うのは、もし三枝の情報により過去にいる大山が犯人を逮捕したとしても、三枝が犯人を逮捕したことにはならないんだよね。出世とか全く興味はないとはいえ、2018年にいる三枝が評価されることは絶対にないということになる。なんとも切ない話だ。