ドラマブログ

ドラマと映画が大好きな30代。面白さを共有したいので感想を交えて楽しく書いてます。

シグナル 2話 あらすじと感想。複雑な時間軸に迷子になりそうなSF要素満載ドラマだった。

シグナル長期未解決捜査班の第2話。前回は初回ということもあったのかもしれないが、タイムトラベル要素はかなり低いドラマなのなかと思っていた。しかし、そんなことは全くなかった。

第2話では思いっきりタイムトラベル要素が盛り込まれていた。というか、リアルタイムに過去が変わったことにより、文字が動いたり、写真に写っていたはずの被害者女性の姿が消えてしまうなど、ちょっとした怪奇現象を目の当たりにしてしまったような感じだった。

ドラマ「シグナル 長期未解決捜査班 2話」あらすじとネタバレ

女児誘拐事件は時効を迎える

前回の1話では1995年に起きた女児誘拐事件の真犯人を2000年の大山剛志巡査(北村一輝)の情報を元に2010年の三枝巡査が追い詰めるという展開を迎え、吉本圭子(長谷川京子)を同行することに。時効間近だった。しかし、決定的な証拠がなくDNA鑑定の結果もまだ出ていない状況。なんとか自白させようと仕向けるものの、吉本圭子は口を割ることはなかった。

関係ない話だが、長谷川京子って化粧しない方が可愛いよね。

吉本圭子の質素バージョンはとてもよく見えるが、化粧派手バージョンはあまり好きではない。魔性の女としては素晴らしいとは思うが。

そして、女児誘拐事件の時効を迎えてしまう。しかし、橋本については1日遅れだったためまだ時効ではなかったため、こっちの事件で逮捕されることになる。女児誘拐殺人事件の真犯人は間違いなく吉本圭子。しかし、時効を迎えてしまったことから、この事件の罪を問うことはできない。

時効撤廃、長期未解決事件捜査班が発足

こんな不条理なことがまかり通ることがおかしいことから2010年より日本では殺人に対する時効は撤廃されることになる。これはドラマの世界だけではなく現実の日本も2010年に時効が撤廃されている。

そして、未解決事件を解決するため長期未解決事件捜査班が発足することに。あくまで表向きに発足しただけで、中本慎之介(渡部篤郎)はいずれ廃止するつもりだった。長期未解決事件捜査班のメンバーは桜井美咲、山田勉(木村祐一)、鑑識官・小島信也(池田鉄洋)の3人。指揮するのは岩田一夫(甲本雅裕)だった。

大山剛志は殺されたのか?

三枝健人(坂口健太郎)が自宅で無線機を取り出している。あの時、大山と交信したことで今回の事件を解決することができた。あの会話は一体なんだったのか。すると、突然無線機が通信を始める。

「三枝警部補…。これが最後の通信になるかもしれません。また、無線は繋がります。その相手は3年前の私です。」

三枝は意味が分からないと叫ぶ。大山は「過去は変えられます。諦めないでください。」という言葉を残し、銃声とともに通信が途切れてしまうのだった。これは、死亡フラグってことでいいのかな。大山は誰に消されてしまったのだろうか。無線機を使って現在の三枝と交信をしていたことと関係しているのだろうか。

そもそも、時を超える無線機は警察の所有物だから、何か裏がありそうなんだよね。

2018年に三枝も長期未解決事件捜査班に合流することに

三枝は2010年からアメリカに行ってプロファイリングを学び8年後の2018年に警視庁に戻ってきて長期未解決事件捜査班に警部補となって合流することになった。

ここで、以前に大山が三枝巡査のことを三枝警部補と呼んでいた理由が明らかになった。そう。2010年の三枝にコンタクトを取ってきた2000年の大山はすでに2018年の三枝と交信をしていたということなのだ。

過去が変わり未来が変わった

長期未解決事件捜査班では1997年に発生した女性連続殺人事件の捜査が行われていた。三枝は自宅で被害者の情報をまとめている。すると、以前に大山と交信をしていた無線機が再び通信をし始める。

ここで繋がったのは以前の大山とは違い三枝のことを知らない大山だった。ちょうど、大山は1997年起きた女性連続殺人事件の捜査をしていたのだ。三枝は被害者が発見された場所を知っていたため、大山にその情報を教え、さらに5人目の被害者の場所も教えるのだった。

大山は三枝に教えられた場所に行く。すると5人目の被害者が倒れているのを発見する。まだ生きている。急いで救急車を呼んで救助するのだった。2018年の三枝がホワイトボードに書いた「遺体発見」という文字は三枝の目の前で消えてしまい「未遂」の文字に変化してしまい、被害者女性が写っていた写真からは女性の姿が消えてしまったのだった。

過去が変わり現在も変わったのだった。

「過去は変えられます。諦めないでください。」

大山が言っていたことが現実となったのだ。完全にSFドラマだった。もっと、タイムトラベル要素は控えめのドラマなのかなと思っていたのだが、思っていた以上にSF要素満載だったことが第2話で明らかになった。まさか、目の前で文字が変化して行くとは。これは、三枝だけが過去が変わったことを知っているということになるのかな。桜井は変わったことには気付いていなかったよね。

時間軸を整理

シグナルの時間軸を整理しておこう。

  • 1995年:女児誘拐事件が発生し大山巡査が捜査を担当していた。
  • 2000年:大山巡査(2000年)→ 三枝巡査(2010年)に無線機で交信。
  • 2018年:三枝警部補(2018年)→ 大山巡査(1997年)に無線機で交信。

2000年の大山は2018年の三枝警部補と交信をしていると思っていたが、なぜか2010年の三枝巡査と交信をしていた。年代をずらすことができるのか。見ているとどの年代の大山と話をしているのか分からなくてなってしまいそうだ。謎がまだまだ多いドラマである。