ドラマブログ

ドラマと映画が大好きな30代。面白さを共有したいので感想を交えて楽しく書いてます。

崖っぷちホテル 1話 あらすじと感想。崖っぷちから笑顔あふれる夢の場所へ大逆転をすることができるのか。

日テレの日曜ドラマ「崖っぷちホテル!」が2018年4月15日 22:30よりスタートした。いつもは初回拡大版で放送されることが多いが、今回の「崖っぷちホテル」は通常のタイムスケジュールでの放送だった。個人的には拡大版はあまり嬉しくないので、初回ながらも1時間にコンパクトにまとめられていたのは非常に好印象だ。

ドラマ「崖っぷちホテル!」1話

初回視聴率10.6%と好発進

素直にドラマ「崖っぷちホテル!」はとても面白かったと思う。

この時間帯のドラマは7〜8%で推移することが多い中で、「崖っぷちホテル!」の初回視聴率は10.6%だったそうで、かなりの好発進と言えるのではないだろうか。

主演は三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典がつとめている。

岩田剛典のファンが視聴率を大きく上げた可能性はかなり高いが、ヒロインというか主人公並みにこのドラマでは重要な役割となるホテルの総支配人を演じる戸田恵梨香をはじめ、りょう、渡辺いっけい、鈴木浩介らが脇を固め、くっきー(野生爆弾)や宮川大輔、チャド・マレーンといった個性的なキャスティングが功を奏することになったのだろうか。

「崖っぷちホテル!」はタイトルの通り、まさに崖っぷちに立たされているホテルを再建する物語となっているが、ホテルという舞台で描かれるドタバタ劇が非常にスピーディーに展開され、それぞれのキャラ設定がしっかりとされていることから、とても見応えのあるドラマになっていた。

ドラマは2話目以降は視聴率が落ちてしまうのが当たり前だが、「崖っぷちホテル!」はそこまで落ちることはないのではないか。そう期待してまう。日テレの日曜ドラマはHuluとの連携ドラマも同時スタートすることが多いが、今回はそれはなし。非常にシンプルな展開。

日テレ的にはあまり気合いを入れていないのかな?でも、その緩い感じがいいのかもしれない。

崖っぷちホテル 1話 あらすじとネタバレ

桜井佐那は総支配人に向いていないと悲観的な性格

戸田恵梨香が演じるヒロイン・桜井佐那はホテル「グランデ インヴルサ」の創設者・桜井剛の長女。

3年前に父が倒れてから兄が代理でホテルを経営したものの、3年で3億円の負債を抱えてしまい、そのまま消息不明になってしまったのだ。そんな状況で佐那が29歳の時に総支配人に就任をしたのだ。

しかし、前途多難な状況が続いており従業員から何も信頼されることなく、総支配人室で一人涙を流すことも。

ちなみに、この部屋で佐那がため息をついた音が管を介して(多分、昔はこのような管で連絡を取り合っていたのかな?天空の城ラピュタの飛行船みたいな。)1階のBARに響いて枝川梢(りょう)を恐怖に陥れているのはなかなか面白い設定だ。

佐那はうまく従業員を取りまとめることができず、総支配人には向いていないと思っているかなりネガティブ思考だったが、突如現れる謎の客人・宇海直哉(岩田剛典)によって大きな転機を迎えることになるのだ。

宇海直哉はバリストンホテルの福総支配人だった

ホテル・グランデ インヴルサにラフな格好で突如現れた宇海直哉。ホテルの従業員は嫌がれをしに来た客だと思い、まともに対応をしようとしない。それどころか、様々な要望を突きつける宇海直哉を追い返そうとする始末。

しかし、宇海直哉は超有名ホテルであるバリストンホテルの福総支配人だったのだ。なんらかの理由でこの崖っぷちホテルであるグランデ インヴルサにやって来たのだ。どのような理由でやって来たのかは、明らかにされることはなかったが、今後のストーリーで描かれることになるのだろうか。

このホテルの売りは夕日の光がプールに反射してその光がホテル全体を包み込む幻想的になることだった。しかし、崖っぷちに陥っているグランデ インヴルサはそんな自身のホテルの売りすら忘れている状況だったのだ。

宇海直哉はなぜかグランデ インヴルサの売りであるプールのことを知っていた。佐那に対して4月なのにプールに入りたいから掃除をしてほしいと依頼をしていた。

最初は文句を言いながらプールを掃除していたものの、プールの中に沈んでいたグランデ インヴルサのシンボルだった鳥の置物・ガロが発見されるなど、グランデ インヴルサが再建するためには必要と思われる要素が次々と出て来た。

宇海直哉は後ろ向きになっている佐那に対して「あなたはどうしたいんですか?わがままな人ってことですね。こんな素敵な場所で自分がやりたいことをやってるなら楽しいじゃないですか。」と今置かれている状況が恵まれていると。

夢の場所にするために宇海直哉をオファー

佐那はただただこの場所を夢の場所に、お客様の笑顔が溢れる、そんな場所にしたいだけなのだという。そして、夢の場所にするために宇海直哉に一緒に働いてほしいとオファーを出すのだった。

思ったことをすぐに実行に移す。実は総支配人に向いているのかもしれないね。

宇海直哉も「いいですよ。本気で言ってくれてるならバリストンをやめます。崖っぷち、最高じゃないですか。ここからまたこの場所がもう一度夢の場所になれるとするならこのホテルの名前通り最高な大逆転です。そんなワクワクすることは見逃せません。」と即答するのだった。

彼もこれを目的にここにやって来たのかもしれない。しかし、なぜグランデ インヴルサにやって来たのだろうか。先代と面識があったのかもしれない。グランデ インヴルサがこのような状況に陥っているのが残念でならなかったのかもしれない。

何かできることはないか。そう思い、グランデ インヴルサにやって来たのだろうか。